Eric Whitacre: Light & Gold
Eric Whitacre: Light & Gold
The Eric Whitacre Singers, Laudibus, The Kings Singers
(Decca: B0014850-02)
ウィテカーが自ら組織し自分の名前をつけた合唱団を指揮して自分の作品を演奏した録音。ウィテカー100％アルバムとも言うべきこのCDを聴きながら、自ら組織し自分の名前をつけた合唱団を指揮して自分の作品を演奏するというのは、一体どんな気分になるんだろう、みたいなことをチラッと考えた。
裏ジャケの皮ジャケ姿がなかなか男前のウィテカーは pure and simple joy な気分らしい。そうか、ピュアでシンプルなジョイなんだ。
エリック･ウィテカー・シンガーズとラウディブスという2つの合唱団が中心になって録音。どの作品をどう担当しているかよくわからないけど、演奏の出来にバラツキを感じないから、たぶん全作品共演かと思う。自ら組織したエリック･ウィテカー・シンガーズが悪いはずもなく、ラウディブスもザ･シックスティーンやモンテヴェルディ合唱団のメンバーが中心になっているらしく、過去の録音を試聴する限り相当のレベルだ。
彼らの演奏は、これまで聴いてきたウィテカー録音の中でもかなりいい。合唱団のウィテカー作品への理解度はさすがに深いだろう。徹底的にムダを削ぎ落とし極薄に磨かれたサウンドが耳いっぱいに広がる。このアルバムを聴いた後では、どんな演奏であれ厚さが気になってしまいそうな気がする。ウィテカーを演奏しようとするならば、ここまでやらなければならない、ここまでやらなければ演奏する意味がない、と言われているようだ。
Lux Aurumque (Light and Gold)
Five Hebrew Love Songs – Temuna (A Picture)
Five Hebrew Love Songs – Kala Kalla (Light Bride)
Five Hebrew Love Songs – Larov (Mostly)
Five Hebrew Love Songs – Eyze Sheleg! (What Snow!)
Five Hebrew Love Songs – Rakut (Tenderness)
The Seal Lullaby
A Boy and a Girl
Leonardo Dreams of His Flying Machine
Three Songs of Faith – i will wade out
Three Songs of Faith – hope faith life love
Three Songs of Faith – i thank You God for most this amazing day
The Stolen Child
Water Night
Nox Aurumque (Night and Gold)
Sleep
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