Ach Herr, mich armen Sünder BWV135
J.S.Bach: Das Kantatenwerk Vol.7
Concentus Musicus Wien / Leonhardt-Consort
(Teldec: 4509-91761-2)
アーノンクールとレオンハルトが完成させたバッハ・カンタータ全集プロジェクトのレオンハルト組にヘレウェーへとコンチェルト・ヴォカーレ・ヘントが参加していたというのは、彼のプロフィールを語る上で欠かせない話になっている。
レオンハルト組が録音したのは、たしか全体の3分の1程度であり、ヘレウェーへが参加するようになったのは途中からだから、プロジェクトに大きな足跡を残したと言えるかどうかは微妙だが、彼らの加入によってレオンハルト組はハノーファー少年合唱団とコレギウム・ヴォカーレ・ヘント、そしてレオンハルト・コンソートという3つのグループで構成されるようになり、少年が苦手な耳にもすこし聴きやすくなった。カンタータ第135番はマタイ受難曲でも演奏されるハスラー作曲のコラールが全体を支配するコラール・カンタータだが、バスに定旋律を置く冒頭の合唱曲の安定感は、レオンハルト組の初期のカンタータ録音ではなかなか味わえない。
René Jacobs (C-T)
Marius van Altena (T)
Max van Egmond (B)
1. Coro: Ach Herr, mich armen Sünder
2. Recitativo (T): Ach heile mich, du Arzt der Seelen
3. Aria (T): Tröste mir, Jesu, mein Gemüte
4. Recitativo (A): Ich bin von Seufzen müde
5. Aria (B): Weicht, all ihr Übeltäter
6. Choral: Ehr sei ins Himmels Throne
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