treasures | ERIC ERICSON CHAMBER CHOIR
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ERIC ERICSON CHAMBER CHOIR
(Caprice: CAP 21813)
同じタイトルのアルバムが2枚。どう区別するのか一瞬わからなかったけど、合唱団が違っていた。前回のアルバムがスウェーデン放送合唱団で、今回がエリック･エリクソン室内合唱団。
こちらはブリテンとかラーシュ・エドルンドとか雑多なレパで、録音年代も71年のエドルンド以外は比較的最近のものが集められている。特に最近人気のマーラー「この世に見捨てられて」は2008年の録音。このマーラーはみんな自分の役割が判ってるような演奏。特にアルトが。イェンネフェルトとサンドストレムの共同作品はたぶん初耳。どちらでもなくどちらでもない、というかなんというか。
どうも、このアルバムには暗示が込められているような気がする。マーラーのタイトルとか。ジャケットの彼の後姿が最後の挨拶をしているように見えてしまうとか。そもそもアルバムのタイトルの「お宝」が、もしかしたらやがてくるかもしれないブート音源の氾濫を思わせるとか。不謹慎な話で恐縮だけど、そういうメモリアルな雰囲気が漂うアルバム。
Benjamin Britten: Sacred and Profane
Lars Edlund: Två dikter
Gustav Mahler: Ich bin der Welt abhanden gekommen
Thomas Jennefelt & Sven-David Sandström: Den enda stunden
Daniel-Lesur: le Cantique des Cantiques
Arnold Schönberg: Friede auf Erden
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