Schau, lieber Gott, wie meine Feind BWV153

2011.01.02 | baroque |

J.S. バッハ：カンタータ全集　Vol 17 [Import]

J.S.Bach: Cantatas Vol.17
Bach Collegium Japan
(BIS: BIS-CD-1221)

奇跡の連日投稿。もしかしたらこのまま1年間続くかも、と一瞬だけ思ったけどたぶん無理。正月休みに小さなカンタータを聴いたからたまたま二日続いたっていうだけのことで。

新年後第1主日のためのカンタータ、第153番「見てください、愛する神よ、私の敵はどれほど」は全体で13分くらいの小さなカンタータ。楽器は弦と通奏低音だけ。聴いているこちらは正月気分でも音楽に派手さはない。3曲のコラールが骨格を作り、ヘロデ王から逃れて難民となるくだりが織り込まれているけれど、全体的には苦難に立ち向かう決意表明というトーンで貫かれているような気がする。なんだか今年の抱負を聴いているようでもあり。そろそろ気を引き締めよ、ということなのだろうか。

ソリスト陣にロビン･ブレイズ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイの3人の名前が並んでいて、しかも合唱（コラール）が3曲あるとなると、さすがにバッハ･コレギウム･ジャパンで聴かずにはいられなくなる。クイケンのパート1人の演奏はコラールがいまいちで残念。

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