Morten Lauridsen: O Magnum Mysterium

2007.02.28 | classic+ |

Lauridsen: O Magnum Mysterium

Morten Lauridsen: O Magnum Mysterium
Chamber Choir of Europe, Nicol Matt (dir.)
(hänssler: CD 98.272)

ラウリドセンなのかローリドセンなのかローリゼンなのかはたまた全然違う読み方なのか、なんだかよくわからないまま個人的にはすっかり旬を過ぎてしまったLauridsenのCDを聴く。レイトンの合唱団以外の合唱団でもう少し聴こうということで。ニコル・マット指揮ヨーロッパ室内合唱団のCDは近譜だけど、中身は前身のノルディック室内合唱団名義でBAYERからリリースされた2000年録音らしい。ブラームスやメンデルスゾーンの箱ものでは爽やかな合唱団だけど、モーツァルトでは若さが前面に出てしまっているのかイマイチ乗り切れない。この作曲家と合唱団の相性はいい。この作曲家の作品にあるタルさは、彼らのような若い合唱団が歌うと清冽な音楽になるのかも。若い人たちのための作品なのか。ちょっと遠くに来てしまったような気分になる。表題曲には男声合唱と独唱とピアノ／オルガンのバージョンがあるらしい。これも聴いてみたい。

Les Chansons des Roses
Lux Aeterna
Madrigali
O Magnum Mysterium

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