Reger and Strauss
2004.12.02 | classic+ |
Singphonic Reger & Strauss
Die Singphoniker
(CPO 999 966-2)
ドイツ･後期ロマン派の中でも特濃なこの2人の男声合唱曲の録音がなかなか増えない中、ジングフォニカーが2人の男声合唱曲を演奏したこのCDは、「1人1枚分ずつ録音を」とか「トータルで50分は短い」とか、いろいろ不満があるけど、結局リリースされてうれしい1枚。
彼らは基本的に各パート1名だから、ブレスの問題は避けて通れないのはわかるけど、レガートがほしい箇所で入れ直されてしまうところが少々不満。彼らの演奏の最もよい聴き方は、彼らの一員になったつもりで聴くことだと思う。パート1名の負担感を共有することによって、彼らの演奏スタイルに共感し、堪能できる。キレ、タメ、コクとも絶妙！
tag:
prev: Mozart: Requiem / Tenebrae
next: Garbarek and Hilliard