Weinen, Klagen, Sorgen, Zagen BWV12
Bach Cantatas 24 – Altenburg/Warwick
The Monteverdi Choir / English Baroque Soloists
(Soli Deo Gloria 107)
「ところで、今はあなたがたも、悲しんでいる。しかし、わたしは再びあなたがたと会い、あなたがたは心から喜ぶことになる。その喜びをあなたがたから奪い去る者はいない。」
復活節後第3主日のためのカンタータ第12番のタイトルには「泣き、歎き、憂い、怯え」の4つの悲しい名詞が並ぶ。歌詞はさらに恐れと悩み（Angst und Not）が続くので、悲しい名詞は全部で6つになる。タイトルに含まれなかった2つの悲しい名詞も、同じように重要な意味があって、それはキリスト者にとって涙のパンだと言う。
この歌詞を歌う第2曲の合唱は、後にミサロ短調のCrucifixusになるけど、このカンタータにおいて既に十字架を引き摺っている。ガーディナー盤は、引き摺る十字架の重さが伝わるような重たい音楽だ。レントからウン・ポコ・アレグロを経て再びレントに至る展開だけど、中間部でもレントの音楽であることを忘れない。
William Towers (C-T)
Mark Padmore (T)
Julian Clarkson (B)
1. Sinfonia
2. Coro: Weinen, Klagen, Sorgen, Zagen
3. Recitativo (A): Wir müssen durch viel Trübsal
4. Aria (A): Kreuz und Krone sind verbunden
5. Aria (B): Ich folge Christo nach
6. Aria (T): Sei getreu, alle Pein
7. Choral: Was Gott tut, das ist wohlgetan
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